なぜ、みんなビジネス成果を出せないのか
デジタルマーケティングって言葉が僕の周りをめぐっています。
毎日聞きます。
デジタルマーケティングって、既存のマーケティングにデジタルテクノロジーが加わっただけのものです。
デジタルが加わったから、顧客開発と製品開発のすべてが効果測定ができて、
すべての施策をみて全体最適をしていけます。
でも、できていない。
成果がでていない。
効果が明確に測れて、そのデータを元にアクションできるのに、
ビジネスが成長していない。
デジマをしてもビジネスが成長しない。なぜか。
理由は2つ。勇気と努力。
良いと信じて始めた施策の効果を測ったら、いい結果がでると思い込んでいるから。
信じていた施策の「失敗を認める」勇気がないから前に進めないのです。
普通、90%は悪い結果がでます。
現実を見て、改善を繰り返すから成果がでるのです。
いや、成果を測り、数値を真摯に受け止めました。と、あなたは言うかもしれません。
あなたは、とても勇敢で、改善すべきことも掴んでいます。素晴らしいです。
でも、アクションをしなければ成果はでません。
あなたの施策は何回改善をしましたか?
今月は?今週は?今日は?
仮説実証の面倒な努力を怠っては成果はでません。
それでも成果はでない
さて、勇気を持って成果を受け止め、改善の努力も繰り返しているが、成果が出ない。
なぜなのでしょう。
アイデアが悪いのでしょうか。
手法が悪いのでしょうか。
違います。
理由は3つ考えられます。
Customer, Problem, Solutionの最低1つが間違っています。
(だいたいの場合3つとも間違っています)
Customer:お客さま
あなたのお客さま存在しますか?
会いに行けますか?会ったことはありますか?
存在もしない/コンタクトもできないお客さまに施策をうっても成果はでません。
無駄です。
なぜ、狙うお客さまが間違っているのでしょうか?
それは、誤ったお客さま像が正しいと思い込んでいるから。
なぜ、誤ったお客さま像が正しいと思い込んでしまったのか?
お客さま像が正しいかを検証していないから。
なぜ、お客さま像が正しいかを検証していないのか?
自分が考えたお客さま像が間違っているとは思いも しなかったから。
つまり、自分が立てたお客さま像は間違っているかもしれない、と思うことがスタートです。
あとは、正しいと証明できるまでデータで検証するだけです。
Problem:お客さまが解決したい課題
あなたのお客さまにニーズは存在しますか?
認識していますか?
認識していないまでも、叶えられると知ったら喜びますか?
存在もしない/喜ばれもしない課題を解決してもも成果はでません。
無駄です。
なぜ、お客さまの課題把握を間違えているのでしょうか?
それは、誤ったお客さまニーズが正しいと思い込んでいるから。
なぜ、誤ったお客さまニーズが正しいと思い込んでしまったのか?
お客さまニーズが正しいかを検証していないから。 なぜ、お客さまニーズが正しいかを検証していないのか?
自分が考えたお客さまニーズが間違っているとは思いもしなかったから。
つまり、自分が立てたお客さまニーズは間違っているかもしれない、と思うことがスタートです。
あとは、正しいと証明できるまでデータで検証するだけです。
Solution:解決策/あなたの製品・サービス・施策
あなたのプロダクトは売れていますか?
施策は人を集めていますか?
継続的に使われていますか?
利益を継続的に生んでいますか?
利益を生まない/企業を成長させない施策では成果はでません。
無駄です。
なぜ、施策が間違っているのでしょうか?
それは、自分の施策が正しいと思い込んでいるから。
なぜ、自分の施策が正しいと思い込んでしまったのか?
施策が正しいかを検証していないから。
なぜ、施策が正しいかを検証していないのか?
自分が考えた施策が間違っているとは思いもしなかったから。
つまり、自分が立てた施策は間違っているかもしれない、と思うことがスタートです。
あとは、正しいと証明できるまでデータで検証するだけです。
大事なことは5つしかない
勇気を持って、努力を怠らず、 顔の見える顧客の、明確な要望に、驚くぐらいの喜びを届ければ成果がでる。
今は、それを実現するための技術も環境も揃っているんだなーと。思いました。